あの花

  • あの花 友達を大切に思う

    この作品のメインテーマは、幼馴染の「めんま」の死を幼馴染それぞれがどうやって乗り越えるかという部分の死生観がすべての中枢にある感じでの作品でした。ヒロインのめんまは主人公のじんたんにしか見えない存在として現れますが、めんまも主人公に対する甘えっぷりはものすごく可愛くて、めちゃくちゃ萌えます。じんたんの前にめんまが表れたことで、物語が動き出しますが、幼馴染みんなが過去やめんまについて何か一物もった人たちばかりで、めんまの死に対する罪の意識とかいろんなものを抱えています。実際死んでしまっためんまは、そんな事全然気にしてないのですが、主人公のじんたん以外は、そんな事はわからないし信じられないし、大体後ろめたい事があるので、めんまの話題は結構避けようとします。それでもまた、幼馴染一同が昔のように集まりそれぞれ今と過去を据えながらそれでもどんどん仲を取り戻していく描写は色々来るものがありました。

    この物語で時間が経つにつれて変わっていくものはたくさんあるけど、変わらない大切なものだってきっとある。そのことに改めて気づかされました。キャラクター達の友達を大切に思う気持ちと自分の思いと葛藤は思春期を通った人なら共感できるんではないかと思います。
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